化粧合板
化粧合板
化粧合板とは、各種丸太を製材し、スライサー機械でスライスしたツキ板を合板に貼り付けた、建築物の内装や家具などの外装に用いられる木質ボードのことです。天然銘木の美観を低コストで実現することができます。
化粧合板ができるまで
原木買付け
銘木市などで多種多様の丸太を吟味し、突板用材などを買付けします。
木取
丸太を見て、柾目・板目に製材します。
スライス
木取したフリッヂを通常は0.18~0.55mmというものにしたり。
厚いものは1mm~2mmくらいの厚さに加工します。
乾燥
スライスした突板を厚単板はドライヤー乾燥し、薄突きの突板は自然乾燥などします。
貼り加工
突板を裁断し、用途に合わせ欠点となる部分などを外しながら一枚一枚貼っていきます。
研磨・塗装
貼り上がった化粧合板を研磨機械に入れ、表面のざらつきをとります。
また家具や建築資材など様々な用途によりクリアー仕上げにしたり、着色したりして仕上げていきます。
完成
このような工程を経て完成した化粧合板は、家具や、建築物の内装などに様々な製品に用いられます。