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2025/06/23

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センダンの活用は、SDGs 活動の一環です。

・センダンってどんな木?

 センダンは成長が早くしかも程よい硬さを持つ樹木です。日本の比較的暖かい伊豆半島以西に自生しており、主に四国や九州に多く分布し、福岡県大川市でもあちこちで見られます。また、センダンは大きく育つ樹木で、樹高は15m~30mにも達します。センダンは広葉樹でありながら成長が早く、植林して20年~30年ほどで伐採できるまでに成長します。針葉樹である杉やヒノキと比較しても約2~3倍の速さで伐採できるため、林業の活性化につながります。また、世界的に森林面積が減少する中、丸太の輸入が規制され入手困難な状況にあります。日本は世界でも有数の森林国ですが、そのほとんどが杉やヒノキなどの針葉樹です。強度を求める材としての広葉樹が求められています。

カスケード型活用法とは

 木材は最初の段階で建材など木のまま利用されて、次の段階ではパーティクルや製紙、堆肥などの原材料としてリサイクルされ、最終的には燃料として使われて灰になり、自然に還るというサイクルがあります。この多段的な流れを指して、木材を無駄なく利用するという意味でカスケード利用といいます。

CO2削減に寄与するサスティナブルな材とは

 センダン一本あたりの炭素量は、杉やヒノキに比べ約6倍高くなります。センダンを植樹し活用することで地球温暖化の進行を抑える役割も担っています。

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